診療科目
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耳鼻咽喉科
耳の症状
耳が痛い 耳がかゆい 耳だれ 耳垢
難聴 耳鳴 耳閉感 めまい
耳のできもの 耳に異物(おもちゃ・虫)
鼻の症状
鼻水 鼻づまり くしゃみ 鼻が痛い 鼻がかゆい 鼻血 鼻がにおう においがわからない
鼻に異物(おもちゃなど) 花粉症、アレルギー性鼻炎 鼻のできもの
のどの症状
のどの痛み のどの違和感 のどのかゆみ
咳 痰 声がかれる むせ 飲込みが悪い
味がわからない 口内炎 舌の痛み
その他症状
顔の動きがわるい(他手足は問題なし)
くびのはれ
耳鼻咽喉科疾患について
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会ホームページもご参照ください。
・日耳鼻ホームページ「耳鼻咽喉科・頭頸部外科が扱う代表的な病気」
・日耳鼻ホームページ「さまざまな疾患と向き合う耳鼻咽喉科・頭頸部外科」
小児耳鼻科
耳、鼻、のどに関し大人と基本的には同様ですが、大人に比べ急性中耳炎や副鼻腔炎になりやすい傾向にあります。
滲出性中耳炎(痛みはないですが滲出液が溜まることで聞こえが悪くなる病態)になることも多いです。
耳用の硬性鏡もありますので、しっかりと鼓膜の状態をみることができます。
急性中耳炎
症状として耳が痛い、発熱、耳だれなどがおきます。概ね8割のお子さんが一度はかかると言われています。鼻水が原因となることがほとんどで、細菌やウイルスが鼻と耳をつないでいる耳管を通り、耳に炎症がおきます。
子供の耳管は大人に比べると短く、また太くて水平ですので、鼻から耳に炎症がいきやすいのです。特に保育園など集団保育を行っている場合は感染頻度が高く再発、難治化することもあります。
一般的には抗菌薬などの内服薬で良くなりますがどうしても繰り返しおきてしまうことも多々あります。そんな時に漢方が有効なことが多いので試してみてはいかがでしょうか。
滲出性中耳炎
鼓膜の奥の中耳に滲出液が貯まった状態をさします。感染が起きなければ、通常痛みを伴いません。のど・鼻の炎症が中耳に入りやすいことやアデノイドや扁桃が大きく耳管を圧迫しやすくなっているため小児に多い疾患です。軽度ですが難聴になることが問題です。子供では難聴の症状を訴えないため見逃されがちなのでテレビの音を大きくする、後ろから呼んでも返事をしないなどの変化に気づいたら診察を受けても良いでしょう。特に就学前では、まだ十分に字を読むことができませんから、聴力を確保できるかどうかは言語発達に影響します。
治療は内服薬や鼻・のどの治療、改善が乏しければ鼓膜チューブを留置することもあります。
漢方処方
西洋医学では治療に難渋する疾患が、東洋医学の漢方薬で改善できることが多くあります。
単独もしくは西洋薬との併用などみなさまの体質に合わせ処方いたします。
また、大人のみならずお子さまの長引く症状にも効果的ですのでご相談ください。
肛門科
痔核
舌下免疫療法
アレルギー原因物質を含むエキスを舌下に投与することで唯一完治を期待できる治療です。
ただし、毎日継続して服用が必要であり、根気のいる治療でもあります。
治療期間は最低で3年以上、できれば5年です。
約7~8割の方に症状の改善がありますが、全ての方に改善があるわけではありません。
即効性なく継続することで効果が出始めます。
服用方法
・1日1回舌下に薬を1分間おきます。その後5分は飲食・うがいを控えます。
・投与前後2時間は入浴、運動、飲酒を控えます。
治療対象の方
・5歳~65歳のスギ花粉症またはダニアレルギーと診断された方
・毎日の決まった服用ができる方
・1か月に1度の受診が可能な方
おすすめする方
眠気などのアレルギー治療薬の副作用に困る方(受験を控えている、ドライバーの仕事etc)
将来妊娠を考えており内服薬が使用できないことが心配な方(妊娠中には導入できませんが導入安定後に妊娠した方は服用を継続できます。ただし授乳中は中止となります。)
治療を受けられない方
重症気管支喘息の方
重症の心疾患、肺疾患、高血圧がある方(β遮断薬を使用)
妊娠中、授乳中の方
全身性ステロイド薬を内服中の方
がんや免疫系の病気、免疫不全の病気をお持ちの方
副作用
今のところアナフィラキシーショックのような重篤な副作用が発生した事例はありませんが、以下のような軽い症状が現れることがあります。
・口の中の腫れやかゆみ、口内炎
・のどのかゆみ
アレルゲンを投与していますのである程度はやむを得ないのでしょう。はじめの1か月間がより多くみられます。
治療スケジュール
治療対象となるか確認します。スギ花粉症もしくはダニアレルギーであることの確認が必要です。過去2,3年のアレルギー検査結果をお持ちでしたらご持参ください。なければ当院で検査を行います。※小児の方など採血検査が苦手な方は、指先でできる簡易検査キットを導入しましたのでご希望の方はご相談ください。
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初回は院内で投与します。その後30分待機し問題ないことを確認します。翌日以降はご自宅で服用します。
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1週間後に再診していただきます。問題がなければ維持量に増量します。この日も初回は院内で投与します。
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以降、月に1回受診していただき副作用等ないか確認、最低3年は継続していただきます。万が一1、2年で効果がない方は治療中止となることもあります。
※スギ花粉治療薬は飛散期(1~5月)には導入できません。
※スギ、ダニ2剤の併用も可能です。どちらかをまず導入して1か月ほど安定したらもう片方を始めます。はじめ1か月は朝、夕に分け服用し、安定したらその後は1分間隔をあけて同時間帯に服用できます。
詳しくはこちらも参照ください。舌の下(したのした)で行う鳥居薬品の舌下免疫療法専門サイト (torii-alg.jp)
設備紹介
【耳鼻科の診察室】
【ネブライザー】
【聴覚検査室】
【レントゲン室】
【内視鏡】
【超短波治療器】
【干渉電流型低周波治療】
【スーパーライザー】
投薬にプラスし効果を期待できます。痛みがなく安全で副作用もありません。